もっちゃんの世界一周旅行☆（海外で満身創痍編）

９月１６日

朝９時起床。
今日はサイゴン（ホーチミン）での唯一の観光の日になるかもしれません。
１０時に部屋を出ました。
朝ごはんは毎度のケバブです。
せっかくなのでサイゴン料理を食べてみたいところですが、なかなかいい物が見つからなくて、おいしいケバブに爪先が向いてしまいます。

朝食が済んでから、ベトナム伝統のキモかわいい水上人形劇を見るためのチケットを購入しに行きました。
ハノイにも劇場があったそうですが、歴史民俗博物館においてあった、もう引退した人形を見たらちょっと怖い感じになっていたのであまり興味はありませんでした。
とりあえず６５０００ドンの価値があるかは解りませんが、入口付近に置いてある人形で使う人形の巨大バージョンを見る感じでは、ある意味そそられるといった感じです。
ちなみに全席同じ値段で、カメラ代などは何もなく、みなさんパシャパシャ撮っていました。

結構距離があったので疲れてしまって休憩場所を探しましたが、サイゴンなかなかお店があるところとないところの差が激しいようで、カフェさえ見つかりません。
むしろ別にたいした距離を歩いたわけではないですが、私とけーすけ氏はへたれ旅人なので(ry

とりあえずアイス屋さんみたいなところをやっと見つけて、ジュース飲んで休憩。
クーラー代も込みくらいの値段で高かったですが、おいしいレモネードでした。
実は人形劇の前に、戦争博物館に行く予定で、そこの博物館の午後の開場が１３時半とのことだったのでそれまでなんとか時間をつぶさないといけないんです。
なので、小腹埋めにその辺にあったフォーを食べに行きました。
そこのフォーは、スープの見た目がもう真っ赤で完全に辛くないわけがないフォーです。
食べてみると、辛かったです。
当たり前です。
でも肉とかはおいしくて、麺も好きな麺だったので、辛くなければ最高でした。

それからベトナムコーヒーを飲みました。
以前フエでhiro氏のベトナムコーヒーを一口もらったことがありますが、やっぱりベトナムコーヒーはおいしいです。
ハマる人の気持ちがよくわかります。

辛い口の中をすっきりさせたところで午後の会場の時間になったので博物館に行きました。
ハノイで見た博物館とは違って、結構生々しくて、悲しくなる博物館でした。
エリアが６つに分かれていて、衝撃的だったのは３と４です。

３には枯葉剤の被害者の写真がたくさんありました。
他にも爆弾がたくさんあって、日本語でも説明書きがされてありました。
ショットガンみたいなのもあったりして、かなりリアルです。
実際使っていたものだったと思います。

４には捕虜の檻と、その中には拷問方法、暴行方法などの説明書きや、実際にその拷問にあった人の痛々しい写真がありました。
ずっと見ていられないくらいのひどいものです。
自分の国の秘密を暴露しないと、足をどんどん切断されていった人もいたそうです。
女性器に生きたヘビや割れたガラスを入れられて、一生子供が産めない身体にされたりした人もいたそうです。
痛いのはもちろん、それプラス精神的にもダメージを与えていたそうです。
かなり残虐な手口で色々していたそうで、結構ひきました。

１、２、５、６のエリアは、写真が展示してあるようなところで、ベトナム人の活躍や、米軍への反戦デモが世界各国で行われていたことなどいろいろ勉強になることが書いてありました。

ちなみにサイゴンには日本人観光客がたくさんいて、戦争博物館にもたくさんいました。

１時間半くらいそんなところに居たのでちょっと気を落ち着けるためにもカフェでのんびり休憩。
ダイアモンドなんとかっていうデパートの外のカフェのパインスムージーはやばいです。
高いだけあってかなり美味しかったです。

そして”ノートルダムの鐘”のノートルダムがすぐそばにあったので写真を撮りました。
もう少し早い時間に行ったら中に入れたみたいで、ちょっと見えたけどステンドグラスとかキレイでした。

そしてついに今日のメインの人形劇を見るわけですが、会場までちょっと時間が空いてしまって、また座れるところを探しましたがありませんでした。
しかも雨が降ってきてしまって、とりあえず劇場に行って、雨宿りしつつ会場を待つことにしました。

１８時半会場。
「水上人形劇、ゴールデンドラゴン」の内容が気になる人は、１度見てみた方がいいと思います。
別に全然気にならなかったら、逆に見ない方がいいです。
ちょっとでも「なんだ？それ。」と思ったら是非ベトナムに飛んで見てください。
私は結構楽しめました。
前から２列目の席だったのでよく見えたし、写真も何枚か取りました。
何度も見るものではないと思うので、きっとこの先また見ることはないと思いますが、しっかりベトナムの伝統として心に残しておくことにします。

１９時半に演目が終わって外に出ると、すっかり雨は止んでいて、暑さもなくなっていました。
そのまま一旦ホテルに戻って荷物を置いて、ライスを久々に食べようと思ったけど、見つけたお店のおかずが全部油まみれだったので、結局またケバブを食べました。
安くておいしいのが１番です。

それからけーすけ氏お決まりのビアホイに移動です。
２リットルが１００００ドン（約６６円）です。破格です。
でもニャチャンのビアホイのビールが美味しすぎたため、味は微妙でした。
ビールなのに、チーズの味がしました。

そこのビアホイで”キャプテンバルボッサ”のような”オッチョ”のような、映画に出てきそうな欧米人と出会いました。
もちろんビアホイなので他にもたくさん人はいましたが、彼だけは別のオーラが出ていて、ちょっと不思議な感じでした。
彼の名はトッドです。
たぶん。（ちゃんと聞き取れなかった）
そして職業はアーティストです。画家のお方です。
すごく色々話をしました。
トッドは少し日本語がわかるので、たぶんうちらが少ししか英語を話せないことが解って、ゆっくりわかりやすく話してくれました。
歳を聞いたら３５歳と言っていましたが、かなりびっくりしました。
それほど渋い人です。
そして、ちょー強そうです。腕なんて私の腿くらいあります。
アクション系の映画が好きみたいで、けーすけ氏と意気投合していました。
それから彼の息子(たぶんキーディン）と、もう１人アンジェラの人（もはや名前わからず）が来て、キーディンはまたネカフェに行ってしまって、４人でまたいろいろ話しました。
アンジェラの人はビジネスでベトナムに来ているそうです。
ポーランド人の彼女がいるらしく、写真を見せてくれました。
トッドも、家族写真を見せてくれました。

そういえばトッドのお兄さんはパキスタンにいて、弟さんはタイにいて、奥さんはオーストラリアとインドを行ったり来たりしてる、みたいなこと言ってました。
すごくグローバルです。
そして息子キーディンは日本語と英語とヒンズー語（？）が喋れる１３歳です。
もう、ちょーすごいです。

アンジェラの人も、６ヵ国語喋れるそうです。

私たちはいつ、英語喋れるよ～。と言えるようになるのでしょうか。
正直日本語だって怪しいです。
でもアンジェラの人も言ってたけど、喋らないと喋れないよ。なので、これからも頑張って英語の勉強をしようと思います。

そんなこんなで２３時半になってしまったので、明日もビアホイで会うことを約束して解散しました。
明日、トッドの絵を見せてくれるそうです。
楽しみです。

ホテルに戻って、ちょっとだらだらして、シャワーを浴びて、ネットを少しやっていたらけーすけ氏はすでに寝ていました。
私はちょっとだけメッセに入ってみたら、某つっつんがいてちょっと喋りました。
つっつん久々でしたｗ

みくしーも書いたりして、夜中の３時になってしまったので、ネット辞めて寝ます。


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